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IEC62321(RoHS指令規制物質分析法)の策定状況について

 EU RoHS指令で規制される特定有害物質の分析方法(公定法)であるIEC62321の策定状況をお知らせします。

(発行予定)
2017年2月
IEC62321-8:特定フタル酸エステル類の定量
IEC62321-4 am1:水銀定量(改正版)

2017年3月
IEC62321-7-2:ポリマー及び電子部品内の六価クロム定量

RoHS2にて新たに制限物質に指定されたDEHP(フタル酸ビス(2-エチルヘキシル))、BBP(フタル酸ブチルベンジル)、DBP(フタル酸ジブチル)及びDIBP(フタル酸ジイソブチル)のフタル酸エステル類4物質の分析方法の制定が急がれています。

RoHS指令追加制限4物質
物質名
DEHP : フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)
BBP   : フタル酸ブチルベンジル
BBP   : フタル酸ジブチル
DIBP  : フタル酸ジイソブチル

規制濃度
各0.1%(1000ppm)

規制開始
2019年7月22日~

分析方法
溶媒抽出-ガスクロマトグラフ質量分析法(IEC62321-8) 他

フタル酸エステル類の使用用途
プラスチック製品、特に塩ビ樹脂(PVC)の可塑剤として 最も使用されている

    ※IEC62321策定状況
http://www.iec.ch/dyn/www/f?p=103:23:0::::FSP_ORG_ID,FSP_LANG_ID:1314,25

 弊社にてフタル酸エステル類の分析を承っております。
セットメーカーからの調査依頼等にて分析・評価が必要の際は、先ずはお気軽にお問い合わせ下さい。