騒音・振動

騒音の発生源は多種多様であり、工場及び事業場、建設作業、各種交通機関等からの騒音、飲食店等の深夜営業にともなう騒音、拡声器を使用する商業宣伝放送による騒音、クーラー運転音等の家庭用機器による生活騒音等、様々な騒音が発生しています。騒音による公害を防止するため環境基準が設定され、「騒音規制法」等に基づき対策が進められています。また、振動による影響を防止するため必要な措置を定めた「振動規制法」では、鉛直振動（上下方向の振動）について規制がなされています。

更に、1993年に『環境基本法』が成立し、基本法第20条で環境影響評価の推進が挙げられ、1994年に『環境基本計画』が定められました。また、国際的な動向を見てみると、ISO14000の枠組みの中でも環境影響評価は重要な位置付けとなっています。環境影響評価の一つとして騒音・振動の測定は重要な要素となります。

【関係法令　基準等】

環境基本法

• 騒音に係る環境基準
• 航空機騒音係る環境基準
• 新幹線鉄道に係る環境基準

騒音規制法

• 特定工場、特定建設作業、自動車騒音

振動規制法

• 特定工場、特定建設作業